August

8月1日(日)-------------------------------------------

台風は一応広島を通過したやうだが、まだ雨風強し。日中ボーと過ごし、2:00頃会場入り。けふのbkozライヴは、5:00からと8:00からの2回ステージなのだ。それぞれがたっぷり15曲。同じ演目とは云え、かなりしんどい。本人達も最後の方は結構疲れてゐたな。

主催のMichikoの計らいで、1曲ソロコーナーがあった。沖縄所縁のbkozにちなんで、沖縄風音階の新曲「此岸の朱」を演る。全体的に仲々アットホゥムなライヴで、お客さんも2回とも満員。ひとまず成功した、と云って良いだらう。Michiko、お疲れさま。

ライヴをやってるうちに女房は大阪より帰宅しており、しかし打ち上げ終えて帰った3:00には、既に熟睡してゐる。テーブルの上に土産が置いてある。鳥獣戯画の手ぬぐいとクリアファイル。お茶目である。

2日(月)-------------------------------------------

二日酔いはナシ。10:00までぐっすり。台風のお陰でキ○ガイのやうな暑さが和らぎ、昨日今日と久々に熟睡できたかんぢ。

午後からアクターズスクールの企画会議。最近この場でほとんどなんにも喋らぬワシ。けふも喋ったのは『あぁそうですね』と『いや、知りません』の2言だけ。この人達の間では、きっと「木偶の坊」だと思われてゐる事だらう。別に良いけど。

帰りの足で、運送会社に寄り、東京で使う機材をゲンタさん宛に送る手続き。思った程高くない料金で送れる。買い物行きついでに銭湯に寄り、雨の中露天風呂に浮かび、昨日の疲れをとる。

3日(火)---------------------------------------------

ほとんど手を付けてない、ツアーの準備。えへくたー機材は宅急便で送ったが、なんやまだ荷物が多く、軽量化に挑戦するも叶わず。あんまり身軽でもないな。あと取材の日の為にホテルをインターネットで予約。新しいベースの弦と、サンダルと、新幹線用の本を買わぬといかんのに、時間なし。諦めよう。東京で揃えるしかない。

ばたばたしつつ、オルカのレコーディングに行く。ワシを除いた三人がやってくれてゐる筈なので。

スタヂオに着くとちょうどかをりがパーカッションを録ってる所だった。そのままワシも加わって、コンガ&ジェンベを録音。MIのピアノに移る。リズムが甘く、仲々オッケ−テイクが出ない。初代ドラマーのスエさんも、キーボードのマミもレコーディングでは随分ワシにしごかれた。マミなどは『あん時はシュウちゃんを殺そうと思った』とまで云った。

結局ワシのゐる間には、オッケーテイク不出。あとはエンジニアのカズイに任せて、ツアー前最後のレッスンに行く。けふはしかし、これで終わりではなく、レッスンの後、ライヴをせねばならぬ。やれやれ、安請け合いし過ぎたな。6:00〜9:00までレッスンし、Live cafe JIVEへ。アクースティック系のイベントに、何故かゲストとして独弾で出演することになってゐた。あんまり宣伝は打ってなかったが、わざわざワシを見に来てくれたヒトもゐて、嬉しかった。

出番の頃には11:00を回ってゐた。機材はもう東京へ送ってゐるので、ディレイ1個だけを使って、ちゃっちゃっちゃッと演って終わる。てゆーか、充分できるぢゃねーか、これで。あんなにごちゃごちゃ要らんッてことか?。

でもまぁ、楽しいイベントだった。会場の隅っこに綿菓子製造機なども置いてあり、お祭りムード満載。ワシのラストソング『家路』の歌詞がハマる。

今、祭りは終わり 人は足早に急ぐ 家路を
まだ破られてない 約束の場所へ 急ぐ 家路を
汚れた羽根の天使たちが 歩道に座り込んでゐる
綺麗だ

でも、実際はワシの後にも終わらずに、『第二部ッ!』とか云ってまた演りはじめてゐたな。

ハ−、疲れたッ!。本来ならツアーの英気を養う為に、直前は体調を整えて万全を期すべきなのになぁ。てゆーか、ちょいと前まではこのくらいぢゃ疲れなんだのにや。

とゆー訳で、でらしね2004、行って来ます。


でらしね中の日記につひては、新規別項「稀刊でらしね」2004でらしね夏をす楽しみ下さい(現在編集中)。

8月3週目


8月14日(土)(東京完全オフ日)-------------------------------------------

ライヴの日程は全て終了。けふは夕方からゲンタさんが色々と連れてってくれるらしい。涼子に近場の温泉の場所を聞き、高井戸まで出かける。今風のスーパー銭湯ぽい温泉だが、料金が高いのにびっくりした。それを云ふとこっちのひとは意外さうな顔をしたから、こちらではそれぐらいが相場なのだらうな。

夜、川島、涼子も含めてゲンタさんと待ち合わせ「東京観光」。当初お台場に行く予定だったが、なんでもこの日は花火大会で、数万人の人手が予想されると云ふのでパス。横浜中華街に行き、ランドマークタワーに登り、山下公園で大道芸を見て、休日を満喫。

最後に「また冬に」と握手して別れる。お世話になりましたゲンタさん。

15日(日)-------------------------------------------

朝、バイトに出かける涼子を見送り、今夜中にここを引き払うかも知れぬ事を告げておく。少々雨模様の中、駅まで歩き新幹線のチケットを予約。近所の運送屋にえへくたーを持って行き、広島に送る手続き、など済ませる。

夕方前、杉並区で売れぬフリーライターをやってゐる友人小野寺隆之のところへ行く。この小野寺、古い友人で滅法気の良い男なのだが、如何せん「飲み助」で、ツアー日程中にこの男に付き合うと、明日がライヴだらうが何だらうが深酒に付き合う事になってしまう。だから今回敢えて全日程が終了するまでは、泊まりに行くのを避けてゐたのだ。なにせ長丁場のツアーだったからね。

いつものやうに暖かく、品なく迎えてくれた彼と、家で晩酌。ビール半ダースといも焼酎が一本カラになる。飲めるねぇワシも。

16日(月)(東京最終日)------------------------------------------

起きると小野寺は仕事に行ってゐた。テーブルの上にゆっくりしとれ云々・・・といふ置き手紙がある。彼のPCをいぢって不在の間のこのサイトを確認してみる。掲示板への書き込みもほとんどナシ。オルカのメンバーからも、かをりから一度だけメールが届いたきり。この様子ではレコーディングも、大して進んでは無ささうだな。

夕刻前、バスで吉祥寺駅まで戻り、見送りに来てくれると云ふヒ−コちゃんと会う。そっから中央線で東京駅を目指すが、なんか微妙に時間が・・・・。「シュウさん、時間大丈夫なの?」「・・・ぬ・・・・」「7:50だったよね?」「・・・・・・いま・・・7:30」「あと5駅はあるよ」「・・・・・・・・・・・・・。」

果たして東京駅に着いたのは7:40。指定席を取ってあるとは云え、東京駅は広い。中央線ホームから山陽新幹線のホームまではかなり遠い!。

いやぁ、走った走った!。

人をかき分け、通行人をなぎ倒し、荷物を引こずって、走りに走った!。なんとか乗り込んだ時は既に発車5分前だった。ハー焦ったァ!。しばらく心臓がハタハタ云ってたな。いやぁヒーコちゃん、おかしな事に付き合わせてごめんな。なんとか乗り込めた事を女房にメールしてやっと落ち着く。弁当も土産も買えなんだ。やれやれ。凄い偶然もあるもので、同じ車両に知人が乗ってゐた

新幹線は夜をひた走り、11:50に広島到着。駅前でタクシーを拾う。約半月ぶりの広島の夜を、待つ人のゐる、正しい我が家へとタクシーは走ったのであった。

17日(火)--------------------------------------------

よく眠った。けふは秋のイベントの打ち合わせが早速入ってゐる。まぁダラダラしてるよりゃエエわ、と、会合時間前にプールに行き、久々に泳ぐ。身も心もスッキリしたところで、会合先に電話すると、『シュウさん、ツアー帰りのお疲れだから、今日は来なくてイイですよ』と云われた。もう1キロは泳いだ後なのだが、まぁありがたく受ける。

東京にゐる間、ほとんどTVを見なかったので、オリムピックがど−なってたのかほとんど知らぬ。

18日(水)-------------------------------------------

朝、早速レコーディング再開。不在の間にどのくらい進んでゐるか気になってゐたが、やはりほとんど進んでいない。と云ふか2週間ハイレベルな修羅場をくぐり抜けて来たせいで、これまでの録音も納得行かぬものに思えてしまふ。しかしこれ以上テイクのやり直しをくり返しても、はっきり言って今以上のモノは望めさうもない。マズい、また「お蔵入り」か?。

気を取り直し、唄入れ。咽の調子は悪くない。エンジニア兼プロデューサーのカズイのアイディアを取り入れながら、順調に進める。が、午後3:30を回ったところで、カズイからドクターストップ(?)。声の荒れが目立ちはじめ、最初に録ったモノとの差が大きすぎる。また日を改めて、といふ事になった。

その後、レッスンに行く。レッスンスタジオでかをりに会ったので、ラフミックスのテイクを聴かせる。彼女も『これは納得できない』と云ふ。まぁそらさうだらう。

レッスン後、Far east lounge のライヴ。カシラは先週沖縄から、ツンちゃんも東京から、3人が3人ともそれぞれの旅から帰って来たばかり。凄まじいテンションでノリまくりの演奏。最近のこのユニットではベストの出来。けふはカシラと繋がりのあるフラダンスチームとのジョイント、といふ、ワシらにしては異色中の異色ライヴだった。

19日(木)---------------------------------------------

レッスン。けふの会場、ジモミュージックスクールの社長である佐藤さんが、ツアーの為不在。ちょうど良いので、けふ一日『禁煙デー』にして、空気清浄器をガンガンに回し、消臭剤をフルオープンにして、生徒にもタバコは御遠慮いただく。いつもこの会場から帰ると、服から髪から持ち物までが煙草臭くなってかなわぬのだ。

20日(金)---------------------------------------------

イレギュラーでアクターズスクールのレッスン。スクール内は講師も生徒も経営陣も来月に迫った発表会への準備や仕込みでてんやわんや。独りのらくらといつものやうに淡々とレッスンして、生徒に「頑張れよ〜」と云うて、日報だけ付けて帰る。そろそろ『辞めてもらう』といふ言葉も聞こえて来るかも・・・・?。へへへ。

その足で、能美島は真道山森林公園での音楽イベント「パーカッションキャンプ」に出発。参加者全員での「カリンバ造り」に途中から参加。東急ハンヅの組立キットで、一度作ってゐるので、割とコツが掴めてゐる。みんな奇を衒った形のを作ってゐたが、ワシは楽器として現場で通用するモノを作りたかったので、敢えてシムプルなヤツにした。

みんなチューニングに仲々苦労してゐる。ワシはちょうど東京でカリンバの基本的チューニングを教わって来てゐたので、必然的にチューニング係に任命されてしまった。その鍵盤が一番素直に鳴るポイントを捜してやるのがコツのやうだ。『相手の音を聴く』これもセッションなのだ。

am3:00頃までカリンバと「会話」。何個合わせた事か?。テントで就寝。10メートルくらい離れたテントからは、牛蛙の鳴き声のやうなツンちゃんのイビキが、一晩中聞こえてゐた。

21日(土)----------------------------------------------

パーカッションキャンプ2日目。朝日が眩しく、am8:00には起床。けふは『ライヴデー』である。去年はこの日の夕方、ライヴ寸前にぬかるみで転倒、救急車で運ばれライヴはキャンセル、と云ふ醜態をさらしてしまった。その前年は確か熱射病で倒れた。年々、相性が合わぬやうになってゐるな・・・。

このイベントでは、ベーシストといふ立場上、毎年自分のプロジェクトやパーマネントバンド以外の出演も多いワシである(5年前ぐらいだったか、出演10バンド中7つのユニットで出演した)。今回はソロでひとコマ、Far east lounge でひとコマ出演が決まってゐた。

主催者のツンちゃんの指令で、急遽女性だけのパーカッション軍団が結成された。これにもワシがヘルパーとして参加し、最終的には監督のやうなモノになってしまってゐた。ワシはだうも『女性をノセるのが上手い』やうで、なんか知らぬが、かういふ団体にワシが入ると、なんか形になってしまふ事が多い。今回もさうで、ほとんど初対面の技量もバックボーンもバラバラな6人の女性打楽器奏者が、本番までの数時間のリハで、それなりのまとまった演奏を見せ(曲はワシがその場で作った)、ツンちゃんを驚かせてゐた。

ソロでは、カリンバを使ったパフォーマンス。友人B君の作った『エレクトリックカリンバ』をループさせ、その上でベースソロを弾く、といふ、思いつきにしてはまァまァの事を演った。それなりに反響もあった。が、カリンバの弾き過ぎで、指が痛く、ベースが全然操れなくなってゐた。キャンプ2日目で声もがらがら。

トリのFar east 〜が出演したのは夜中の1:30過ぎ。へとへとに疲れて、打ち上げもそこそこにテントに戻り、盛り上がりの声を聴きながら眠りの中へ・・・。

22日(日)--------------------------------------------------

イベント終了。朝飯を喰い、会場を片付け、それぞれが散って行く。ワシもテントを畳み、車に積み込み、『また来年!』と去って行く。フェリーで帰るのも良いが、けふは時間も在る事だし、陸路を(海橋を)渡って帰ろう。

のんびりと海沿いの道を走りながら、来週もこのテのイベントに参加する事を思う。来週のはもう少しハードな環境だ。体調、整えとかなきゃな。1時間ぐらい走った頃、コンビニがあったので、パンでも買おう、と立ち寄る。駐車場に停めて、全開の窓を閉めておくべきか、一瞬考える。まぁパン買うだけだし、ぼろ車だし、盗まれて困るものと言やぁベースだけだし

・・・・・・・・・・。

ベース・・・・・・・?。

ベ−ス、積んだっけ・・・?。

ぐわぁぁぁぁあ!!

どう頭をひねっても、積み込んだ憶えがない。ステージ裏の楽屋に置いたままだ!。なんたること!、音楽の伴侶たるベースギターを、愛しいヴァネッサ(ワシのベースの名前です)を、忘れてきたあぁァァ!!。

幸い、まだ会場にはひとが残ってゐて、取りに帰ったワシを笑ってくれよったが、しかし、いかん。最近このテのうっかりが多いのだ。これがもし海外や離島だったらどうするのだ?。約束事だったらどうするのだ?。しっかりせい、梶山シュウよ。

夜は女房と居酒屋へ。久々の贅沢。


4週目


8月23日(月)-------------------------------------------

日常が始まってきた。けふから専門学校の後期がスタートする。約1ヶ月の夏休みを経てゐるのに、生徒のほとんどが日焼けすらしてゐない。そら日焼けが医学的によくない事が立証されて久しいとは云え、なんだお前らのその『夏らしくなさ』は。青ッちろい顔しやがって。

果たしてベースの腕の方も似たやうなもので、コイツらがいかに無益なひと月を過ごしてきたかが手に取るやうに分かる。あのな〜〜〜お前ら、時間の大切さをもちっとは分かろうや。まだ真っ黒に日焼けして『遊ぶのに忙しくてベースの練習できませんでした』って云う方が、まだ救われるよ。

夕方、野村彰浩くんがウチに来て、9月のイベントの詳細を聞く。以前、オルカ団のライヴを見に来てくれてゐた「祈り部」といふバンドが一緒に出るやうだ。なんか面白さうなバンドである。

24日(火)--------------------------------------------

昨日に引き続き専門学校。この秋に個人で大阪からバンドを呼ぼうと思ってゐて、それの対応に追われる。会場押さえや時間取り、なんと企画とはめんどくさいものだ。

アテネ五輪で、期待されてゐた団体種目がばたばたと負けて行く中、個人種目に金メダルが集中してゐる。日本のお家芸である『団体競技』の強さも、過去のモノとなるのか?。それはそれでいい、と思うが。

それはどーでもイイとして、全日本女子バレー。御贔屓の大友愛ちゃんが、あんまり活躍の場もなく敗退してしまった。時折映る控え席での愛チャンは、マズいときには露骨に顔をしかめ、点が入った時は心の底から嬉しさうな顔をする。イイねぇ。

25日(水)----------------------------------------------

考えてみれば今週は珍しく、ライヴもリハもレコーディングもない。まぁツアーがこうまで続いた後だから、これくらいのオフはないとね。

現在録音中の新作のラフを聞き込む。かう云ってはナンだが、やはりまちゃあきとMIのプレイに難がある。これをこのままプレスする訳には行かぬ。が、現時点で結構な時間を割いてゐる。これ以上、録音の為に時間を割く事は出来ぬ。悩んでゐた時に、先月Bobby's band での松山ツアー中に、ドラムスのマナブに云われた言葉を思い出す。

『シュウくんは、自分の音を出す為にもっとわがままになるべきだ』

さうだ!。バンドはお遊びチームではないのだ。ここのところ結構アバウトにやってしまってゐたが、ここらで褌を締め治さねばならぬ。

26日(木)-----------------------------------------------

レッスン中、かなりの空きが出来たので、久々にCD屋でもブラつくべ、と歩いてゐると、MACの店長マックとばったり会う。『立ち話もナンぢゃけぇ』とうどん屋に入り、勧められるままにビールを飲む。まだ仕事中なんぢゃが・・・。その場でマックから舞台監督のWさんのケータイ番号を聞いて電話。ちょいと頼んでゐた仕事を断ることになった為。申し訳ないっス。

ぢつはこのたび、ワシは個人的に大阪からあるバンドを呼んでイベントを開こうとしてゐた。向こうもすっかりやる気になってくれてゐたのだが、ワシの詰めが甘かったのと、初動作の遅れで、結局ポシャる事になってしまったのである。今回、思いがけない数の人々が、一言声を掛けただけで、即座に協力を申し出てくれた。それなのに誠に申し訳ないっス。向こうのバンドにも非常に迷惑をかけてしまった。「広島人は駄目だ」と思われても仕方ない。ハー、ライヴを企画する難しさである。

27日(金)----------------------------------------------

本来ならば前期授業は終了し、試験休みとなるはずの専門学校が、何故か『補講』ぢゃげな。それもワシの都合で授業が出来なんだ訳ではなく、学校側の都合で休講になったワクの埋め合わせを、何故にワシがやらぬといかんのだ?。

そのままジムに行って、久々に筋トレ。サウナに入ってさっぱりしてから、夕方のレッスンへ。

明日から満月際といふ三日三晩ぶっ続けの野外イベントに参加する為に出発するのだが、台風が来てゐるさうだね。しかも相当に大型のヤツが。海辺の会場なのに、大丈夫なのかいね?。ライヴやりながら死ねるなら本望だが、船が出ぬやうになって帰れぬ、といふやうな事態は、大変よくない。

8月28日〜29日-------------------------------------------

満月祭04に出演して来た。詳しい内容はいづれでらしねの方で報告しやう。当初AM1:30と聞いてゐた出演時間が、押しに押して、結局ワシが出たのはAM4:00。途中、少しだけ仮眠を取ったが、ほぼ完全徹夜。久しぶりですがな。

しかし当初3日3晩連続の予定だったイヴェントが、台風の影響で半分キャンセル。日曜日の夕方で打ち切りとなり、全国から集まってゐた愛すべきろくでなし達も不満だった事だらう。自然相手では仕方ないとは言え、この為の準備に遁走した、主催のOne Love マスター小柳君の気持ちを考えると・・・・。

ワシは夜が明けてしばらくしたら帰った。シャワーを浴び、ベッドに倒れ込んだら、死んだやうに夕方まで寝た。

30日(月)----------------------------------------------

昼寝のあともしっかり睡眠。0:00に寝て、朝8:30に目を覚ます。1周して戻って来た、といふかんぢ。台風はけふが本番、といふかんぢ。朝イチから強い風がごうごう吹いてゐる。けふはアクターズのリハーサル、専門学校と色々用事はあったが、午前中に先方から次々とキャンセルの連絡が入り、休日となった。一旦は仕事に出た女房も昼過ぎには帰って来て、終日引きこもり。

31日(火)----------------------------------------------

台風一過。まだ風が強い。あっちこっちで結構な被害を出してゐるやうだが、例によって広島はそれほどひどい事にはならズ。悪運強い町である。仕事はいつものやうに。専門学校ふたコマ。夕方から楽器店のレッスン6:00〜9:00まで。



翌月